ホームページリニューアルのタイミング

ホームページリニューアル制作

ホームページは、時間が経つと情報が増えたが故に見にくくなったりと情報の整理が追いつかなくなり、家で例えると増築感が出てしまうため情報量に応じてリニューアルが必要です。
それではどのタイミングで何を目的としてホームページをリニューアルすればいいのでしょうか。

ホームページのリニューアルを考えるタイミングはいつなのか

デザイン面で劣化してきた時

客観的に競合他社や世の中のホームページと比べてデザインが古く感じる場合はリニューアルのタイミングかも知れません。そう感じることにはリニューアルから年月も経っていると思われ、自社の役員や製品も変わっているはずです。
そういったタイミングであれば写真の差し替えでお茶を濁すより思い切って時代に合わせてリニューアルした方がスッキリするでしょう。

更新するページが増えた時

サービスや事例を追加していくと更新するページが増えてくるかと思います。
例えば製品を更新していくとリニューアル当時とは違った思惑になっていて新たに更新する箇所も変えていたりすると思うのでそういった際は趣旨にあった更新とデザインが必要になっているケースがほとんどです。
その時々の目的にあったデザインにするべきでしょう。

ユーザビリティの面で気になってきた時

リニューアル当初とは内容も情報数うも変わってきているはずですので閲覧者が必要な情報を速やかに得られないのではないかと思える場合などはリニューアルのタイミングです。
分類するジャンル構成が複雑になっていて、TOPページから目的のページに到達するまでにわかりずらいようなケースでは閲覧者が離脱してしまう可能性があるため、特にスマホメインの時代にはより情報をコンパクトにする必要があります。

登場人物か代わっている時(特に採用サイト)

年月が経ちホームページをリニューアルした時より社長や社員などの登場人物が代わっている時はそれだけ情報が古くなっていて会社の状況も変わっていると思われるのでリニューアルのタイミングと言えるでしょう。
特に採用サイトではこういったケースが多く、役職も変わっているため就活生にアピールするには最新の登場人物や社内体制をアピールする必要があります。
ホームページはまだしも採用サイトは毎年検討してもいいレベルかも知れません。

更新の仕方がわからない時

ホームページの更新にはWordpressなどCMSを入れている企業がほとんどかと思います。
しかし古いホームページのままでCMSも入れていないケースなどはCMSを導入するタイミングでもあると思うのでその際に更新したい箇所をまとめてCMS化し同時にホームページもリニューアルするのが良いでしょう。
オープンソースのCMSであるワードプレスでサイトを導入すれば、万が一、サイトの更新担当者や制作会社が変わっても容易に引継ぎが出来るといった運用上のメリットもあります。

SEOのランクが落ちてきた時

最近Googleの元職員が漏洩させたSEOのアルゴリズムの指標に検索結果のCTR(クリック率)も重視するというものがありました。
もしかすると最近、検索順位が著しくないといった場合は検索結果でのCTRが落ちる=ニーズがないとGoogleに判断されている可能性があります。
そういった場合にはユーザーが貴社に求めている内容も変わってきているということなので狙っているキーワードからデザインに改めて落とし込んでホームページをリニューアルした方が良いと言えます。

リニューアルのサイクル

一概には言えませんが、例えば10年経っているとか、今の時代にスマホ対応になっていないとか、客観的にみて明らかに古すぎる場合は検討した方がいいでしょう。

一般的には4、5年位でリニューアルすることが多いです。

弊社で担当した違法告発.com様のサイトは5年でした。

以前のサイト

こちらは著作権侵害や違法コピーについて啓蒙するサイトでどのようなケースが違法になるのかを漫画や弁護士のコメントで解説。
以前制作した際はこちらで上にソーシャルボタンなどがあることがわかりますが今こういったソーシャルボタンは皆無です。

2023年リニューアル

また時代に合わせて啓蒙するポイントや訴求する内容も変わったためホームページと共に啓蒙漫画もリニューアル。
このように定期的にホームページをリニューアルすることでその更新だけでは伝えきれない内容も最適に訴求をすることが可能になります。

今あるホームページが時代に合っているか、閲覧者にしっかり”今”の情報が届けられているか、
一度見直してみると改善点が見えてくるかも知れません。