ホームページをリニューアルする時に「こんなことをすれば良い」という情報は、いたるところにあります。
弊社でも、リニューアルする手順や重要なポイントなどをご説明しています。
しかし、実際に施策する時は、もっと気をつけなければならないことがたくさんあります。それらを怠ると、集客効果が激減して大きな損害を出してしまうこともあるでしょう。
そこで、ホームページをリニューアルする時にチェックしたい、技術的なポイントや注意点などをご紹介します。
ホームページのリニューアルで失敗が多いポイント・注意点
- 何のためにリニューアルするのかよく考えましょう
- リニューアルした後も、継続して改善を続けましょう
これらはリニューアルのごく基本的なポイントですが、それ以外にも次のような注意点があります。
専門用語が出てくるほど細かいことばかりですが、ここで失敗してしまう方が多い、非常に重要なポイントです。
ホームページを分析する体制を整える
ホームページの運用において、分析は非常に重要です。
- どれぐらいの集客ができているのか?
- どのキーワードで検索した人が来ているのか?
- ユーザーがどのような道すじで問い合わせしているのか?
このようなことを知ることで、コンテンツの追加や修正などの施策をより適切にできるようになります。
リニューアルによってどのような効果が出たのかを知るためにも、まだツールの導入が済んでいない方はすぐにでも始めたい施策です。
スマホに正しく対応しているかよく確認する
WEB業界ではモバイルファーストという言葉が浸透してきています。
ユーザーの半数以上がPCではなくスマホを使うようになったことから、スマホでもストレスなく見られるページが必要不可欠だということです。
まだPCページしかないホームページは、すぐにリニューアルを始めなければならないでしょう。
しかし、このスマホページにまつわる失敗は絶えません。
- PCページを更新したのに、スマホページの更新を忘れてしまった
- 正しくコーディングしなかったために、スマホページがPCページのパクりサイト(コピーコンテンツ)だと見なされ、Googleからペナルティを受けてしまった
このようなトラブルを避けるために、正しくリニューアルを進める必要があります。
コンテンツの削除はSEOの観点から慎重に
ホームページの見栄えを気にする方ほど、「あれも要らない、これも要らない」と古いページを削除してしまいがちです。
しかし、そのようなコンテンツ1つ1つにもSEO効果があります。むやみに消してしまうと、検索順位がいっきに落ちてしまうかもしれません。
コンテンツを残すか消すかは、SEOの観点から慎重に判断する必要があります。
Googleなどの検索エンジンが望まないブラックな施策をしていた場合のみ、削除する必要が出てきます。
ドメインの変更時はかならずリダイレクト
ペナルティ回避などの理由から、リニューアルでドメイン(URL)を変えることがあります。
しかし、ただドメインを変えただけでは、前のURLにアクセスした方が新しいコンテンツを見つけられず、迷子になってしまいますね。
そこで使われるのがリダイレクトです。変更前のページにアクセスした方を、自動的にリニューアル後のページに移動させることができます。
この処理は、HTMLかJavaScript、もしくはサーバーにかんする知識がなければ行えません。
また、次のようなさまざまな決まりがあることから、初心者が自力で行うにはハードルが高い施策です。
- リダイレクトするページ、移行先のページは1対1
- ホームページのリニューアル時は301リダイレクトを使う
- 削除などの理由でリニューアル後にページがないコンテンツには、404ページを作ることが望ましい
リニューアル後はすぐGoogleに知らせる
ホームページをリニューアルした後は、いち早くGoogleなどの検索エンジンにそのことを知らせる必要があります。
そのために行う手続きが、Google Search Consoleの連携、サイトマップの送信、Fetch as Googleの利用などです。
これらを行わないと、いつまで経っても検索エンジンがリニューアルに気づかず、集客効果が現れないことがあります。
集客のための施策で損害を出さないためにも、リニューアルはホームページ作成会社に!
ここまで、さまざまな注意点をご紹介してきました。もしかしたら、「なんて細かいことを!」と感じるかもしれません。
しかし、これらは実際に失敗することが多く、下手をすれば数ヶ月分の損害を出すかもしれないポイントでもあります。
このように、ホームページのリニューアルはさまざまな技術を要する施策です。
知識が不十分なまま無理して施策すると、大切な利益を逃してしまうかもしれません。不安に感じる方は、ぜひともホームページ作成会社にご相談ください。