会社のなかには、ホームページを定期的にリニューアルしているところがあります。
しかし、リニューアルは費用が掛かるものですから、考えなしにはできません。
- 「コストを掛けてまで、高い頻度で実施するメリットはあるのか?」
- 「どんなタイミングで実施をすると良いのか?」
このように疑問を抱いている方は多いでしょう。
そこで、会社や自治体などがリニューアルしている頻度と、その内容などご紹介。そして、実際にどれぐらいの期間で実施すると良いのかをご説明します。
会社や自治体など、各組織がホームページをリニューアルする頻度
まずは、さまざまなホームページがどれぐらいの頻度でリニューアルされているか、どのような施策がされているのかを見てみましょう。
大まかではありますが、組織の種類や規模によって傾向が分かれるようです。
ホームページで集客したい中小企業は頻度が高い
1~2年など、短い期間でリニューアルを繰り返しているのはおもに会社、とくに中小企業です。
実際にどれぐらいの頻度で、どのような施策をしているのか見てみましょう。
- 1年に1回ぐらい。毎回「問い合わせ増加のためにどこを改善したほうが良いのか」という項目をリストアップして、予算内でリニューアルしている。
- 2年に1回ぐらい。リニューアルの理由はさまざまだが、1番多いのは「デザインが古いから」というもの。「予算が余ったから」「社長が言い出したから」という意味のない時もある。
- 1年に1回ぐらい。売上や集客、問い合わせなどの内容にあわせてコンテンツをチューニングする感じでリニューアルしている。デザインはあまり触っていない。
コンテンツやデザインなど施策内容は会社によってさまざまですが、どこも「ホームページで集客したい」という目的があることは一致しています。
大企業になると費用の理由から頻度が小さくなる
中小企業とは反対に、5年など長期間リニューアルを行わないのが大手企業です。
同じ会社でもタイミングが大きく変わることには、次のような理由があります。
- ページ数が多いため、リニューアルに費用が掛かる
- 集客手段が豊富のため、ホームページに力を入れていない
公的機関や自治体も長期間リニューアルしない
大手企業の他、公的機関や自治体も基本的に長期間リニューアルを行いません。今でも、古いデザインのホームページが数多く見られますね。
もっとも大きな理由はコスト。さまざまなホームページのなかでもとくにページ数が多いため、費用も相当なものになります。
また、会社と違って集客や売上などを気にしなくて良いという特徴もあります。
ホームページで集客するなら、高い頻度でリニューアルを検討することが必要です!
ホームページをリニューアルする頻度は、中小企業や大企業、自治体などの組織によって傾向が見られます。
結局、ホームページは一定の頻度でリニューアルしたほうが良いのでしょうか?
答えはYESです。とくに、ホームページによる集客を狙っているなら短いスパンで、できれば1年に1回ぐらいの頻度でホームページを見直す必要があります。
ただし、決まった期間でかならず実施しなければならないわけではありません。
何の目的もなくリニューアルするのは、意味がないだけでなく逆効果になることがあるためです。
- デザインが古臭く感じないか
- アクセスや問い合わせの件数が伸び悩んでいないか
これらのような指標を元に、「一定の期間でホームページのリニューアルを検討する」ということが正しいでしょう。