Webサイトリニューアルの前に
Webサイトをリニューアルすると言っても何からやっていいかわからないと思います。
そこでまずは各ツールを使って自社のWebサイトがどの”位置”にいるのか現状把握を行った上で対策を立てていく必要があります。
現状把握
まず自社のWebサイトが何のキーワードで検索されているか真剣に考えた事はありますでしょうか?
よく見るのは自社の売り込みたい要素を詰め込んでいるだけで検索してくるユーザーの事が
全く考えられていないWebサイトでどこに何があるのかわからないWebサイトです。
これではユーザーに親切とは言えません。
そのため自社のWebサイトが何のキーワードで検索されているか
「SEOチェキ」という無料ツールを使って確かめてみましょう。
「SEOチェキ」ではURLとキーワードを入れると入力したキーワードでgoogle検索において
何位に表示されているかというのがわかります。
そこでもし10位以内に入っていればある程度SEO対策はできていると言えますが、
圏外や10位行かなどだった場合は対策キーワードから考え直す必要があります。
ここで現状把握を行うことでリニューアルへの対策が立てられるという訳です。
狙っていたキーワードで検索されていない場合
SEOチェキではキーワード出現頻度を調べられるツールがあるので
これを活用して狙っているキーワードがどれぐらいあるのか調べてみましょう。
もし上位に狙っているキーワードがほとんど入っていない場合はWebサイト全体を見直す必要があります。
またよくあるのがキーワードが統一されていない場合です。
例えば「ファイナンシャルプランナー」と「FP」は同じ意味ですが、
これがバラバラに入っていると同じ意味でもバラバラのキーワードとして認識されてしまうため
もったいないということになります。
「ファイナンシャルプランナー」でキーワードを強化したいのであればWebサイト内を
一括検索して「FP」になっている箇所を書き換えましょう。
検索されているキーワードを強化する
例えばファイナンシャルプランナーの自営業をされている方がいたとして
Webサイトを作る際に何のキーワードでSEO対策を考えれば良いのでしょうか。
そこで「ファイナンシャルプランナー」と「ファイナンシャルプラン」どちらが検索されているのかをまず調べる必要があります。
それがわかるのが「キーワードプランナー」というツールです。
googleが広告出稿者向けに出しているものですが広告を出稿しなくても使えるので
登録は必要ですが使ってみるととても便利なので登録してみるといいでしょう。
今回の場合ですと「ファイナンシャルプランナーは」月間1〜10万検索、
「ファイナンシャルプランニング」は月間1,000〜10,000検索というデータが出ます。
それであれば「ファイナンシャルプランナー」を選べばいいと思いがちですが、
ファイナンシャルプランナーに仕事を依頼するユーザーは「ファイナンシャルプランニング」という
キーワードを検索しているユーザーの方が確度が高いかもしれません。
このようにキーワード自体の検索ボリューム(ニーズ)がどれぐらいあるのかや
業種を鑑みて何のワードで対策した方がお問い合わせが増えるのか
トータル的に判断する必要があります。
何のキーワードで対策すればいいのかヒントがもらえるツール
何のキーワードを強化すれば全くわからないという場合は、
現状のWebサイトにサーチコンソールを埋めこんで見てみるといいでしょう。
これはお店に例えるならお店の前を何人通り過ぎて何人入ってきたかがわかるツールです。
通り過ぎる人が多いのであれば看板の見せ方を変えてみましょうとかできるのと同じで
サーチコンソールを使えばどのキーワードが何件表示され何件クリックされているのかがわかるので
これを見ればどのキーワードを重点的に強化すればいいのか見えてきます。
自己満足なWebサイトにならないように
綺麗なWebサイトにリニューアルするだけでは自己満足なもので終わってしまいます。
上記でご紹介したようなWebサイトの現状分析とSEOの対策まで考えて
トータル的にリニューアルしてくれる制作会社を選びましょう。
ホームページのリニューアルでこれらに悩んでいる方は、ぜひとも弊社にご相談ください。