企業がLinkedInのアカウントを開設する理由には企業のブランド力強化、リード獲得、リクルーティング活動などの目的があります。アカウントを持っている方の中にもリクルート系のメッセージが来た方も多いのではないでしょうか。しかし、国内に限って言うとまだまだLinkedInはあまり知られていないのが実情なので認知度が低い今だからこそ先に企業アカウントを持つことで他のSNSと比べて先行者利益を得られる可能性が高いといえます。
弊社ななごーではリンクトインの運用代行を導入することで得られるメリットと注意すべきデメリット、そして一般的な費用感について詳しく解説します。
Linkedinの運用代行で出来る事
- コンテンツ制作:画像・動画などの投稿作成
- 投稿スケジュール管理:適切な投稿頻度とタイミングの調整
- ハッシュタグ・キャプション作成:ターゲット層に届く最適なキーワード選定
- フォロワー獲得施策:ターゲットユーザーへのアプローチ・広告運用
- データ分析・レポート:運用成果の分析と改善施策の提案
※ 弊社では、投稿制作の元ネタとなる記事・写真はご提供いただいております。
※ 候補者サーチ・スカウト運用するダイレクトリクルーティング代行は行っておりません。

Linkedinのユーザー層
現在の日本におけるLinkedInのユーザー数は約250万人で年齢層は下記の割合となっており全世界のユーザー数はすでに約8億人を超えています。世界的には既に広い裾野を持ったSNSといえます。
- 20代が最も多く約24.5%
- 20~30歳代でおよそ半数(約47.1%)を占めています
- 30代までが全体の約6割、40代と50代もそれぞれ13〜14%と幅広い年齢層が登録しています
インスタやFacebookと違うのはビジネスだけに絞っているのが大きな特徴のため、仕事の成果や転職報告、気になるニュースに対する意見などビジネス寄りのコンテンツがメインです。
そのためビジネスにおける取り組みや姿勢が見えてくるのがLinkedinの特徴といえます。
Linkedinの企業アカウントで出来ること
- 会社ページを作成して、事業内容や求人情報を掲載できる
- 企業ブランドや製品の情報を投稿できる
- 求職者へスカウトメールを送信できる(繋がりのないユーザーにも送信が可能)
【企業アカウントに掲載できるもの】
- 会社概要、事業内容、福利厚生
- ロゴやヘッダーなどのビジュアル要素の設定
- HPにアップした情報のシェア
【求人情報の掲載】
- 募集している職種についての説明や勤務地、会社自体の紹介、求めるスキルなどの掲載
- 応募者への質問の設定
LinkedInの企業アカウント設定方法とは?
Linkedinの企業アカウントを作成するにはまず先に個人アカウントが必要など少しややこしい部分があるため注意が必要です。
- 個人アカウントでLinkedInにログインする
- ホーム画面右上の「その他」をクリックする
- 「その他」メニューの末尾にある「会社ページ作成+」をクリックする
- 事業規模や事業体に合わせてページタイプを選択する
- 「ページの名前」「公開URL」「会社詳細」などのビジネス情報を入力する
- 利用規約に同意して「ページ作成」をクリックする
ページの承認には最長2週間かかることがあるため、ロゴの準備に時間がかかる場合は先にページを作成し、審査通過後に登録することをおすすめします。企業ページを作成したら、情報を追加して最適化することもできます。たとえば、「会社概要」ページでは、ストーリーを伝えたり、商品やサービスの価値を提供したり、社会的な証明をしたりすることが効果的です。
実際に何を投稿するのか?
それではLinkedinで実際に何を投稿すればいいのかネタに困っている企業様も多いかと思います。
そんな時はまず自社のHPにある情報をLinkedin用に読みやすくしてアップしてみるのはいかがでしょうか。特にリクルートサイトがあるのであればまずはその情報を編集してみましょう。
Linkedinの企業アカウントは採用サイトのSNS版という位置付けで運用されるのもいいかと思います。採用サイトだけではその企業を知っている方が検索してくることがメインですがSNSアカウント(特にLinkedin)を持つことで求職者への接触の機会も格段に増えるはずです。
投稿におすすめなコンテンツ例
募集職種の紹介
募集職種の概要と応募方法を簡潔に告知。ターゲット層に響く言葉を選びましょう 。
コンテンツ例: 「【急募】Webデザイナー:経験者歓迎!あなたのセンスを活かして、ユーザーに愛されるサイトをデザインしてください。クライアントのニーズを反映させたサイト作りに挑戦できる環境が整っています。デザインに情熱を持っている方、大歓迎です!詳細はこちら→」

採用イベント告知
会社説明会やインターンシップの情報を告知。参加メリットを伝え、興味を持った人の行動を促します 。
コンテンツ例: 「【オンライン説明会】3/28(木)19時~ 参加無料!会社の文化、仕事内容、福利厚生について詳しくご説明します。オンラインでの参加なので、自宅で気軽に質問もできます!皆さんの疑問にお答えし、働く環境や社員の魅力をお伝えします。お申込みはこちら→」

採用担当者からのメッセージ
採用担当者の人柄を伝え、応募を検討している人に安心感を与えます 。
コンテンツ例: 「採用担当より:皆さんの個性と熱意にお会いできるのを楽しみにしています!当社では、社員一人ひとりが輝けるような環境を提供しています。未経験の方も安心してチャレンジできる研修制度やサポート体制が整っており、成長をサポートします。私たちと一緒に素晴らしい未来を作りましょう!」
採用に関するQ&A
応募者が抱く疑問に答えることで、応募へのハードルを下げます 。
コンテンツ例: 「Q:未経験でも応募できますか? A:はい、もちろん応募可能です!当社では未経験者向けの充実した研修プログラムがあり、入社後もしっかりサポートします。先輩社員がマンツーマンで指導を行い、業務をしっかりと学べる環境ですので、安心してご応募ください。」
社員インタビュー
若手社員のリアルな1日を紹介。仕事内容だけでなく、職場の雰囲気やチームワークも伝えます 。
コンテンツ例: 「入社3年目エンジニアAさんの1日:午前中はコードレビューに取り組み、午後からは新機能の開発に没頭。チームメンバーと積極的に意見を交換し、効率的な作業進行を心がけています。ランチタイムには、みんなでオフィス内のカフェスペースでリラックスし、仕事の悩みを共有することもあります。チームの雰囲気は非常に良好で、お互いをサポートし合いながら成長しています!」

社員の成長とキャリアパスの紹介
社員がどのように成長できるかを紹介。キャリアアップに関心のある層にアピールします 。
コンテンツ例: 「入社5年でプロジェクトリーダーに!当社では、社員一人ひとりのキャリアアップを支援するため、定期的なスキルアップ研修や社内勉強会を実施しています。将来的に管理職を目指す方にも、その道をサポートするキャリアパス制度があり、成長を実感できる環境が整っています。」
福利厚生の魅力的な紹介
独自の福利厚生制度を紹介。働きやすい環境であることをアピールします 。
コンテンツ例: 「社員の声:『住宅手当のおかげで、安心して仕事に集中できています!さらに、フレックス制度を利用して、ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方ができるため、仕事とプライベートを両立しやすくなりました。また、会社から支給される健康管理手当で、定期的に健康診断を受けることができ、心身ともに健康でいられます!』」
企業理念・ビジョン発信
企業の中心となる考え方を共有。共感を呼び、理念に合う人材にアプローチします 。
コンテンツ例: 「私たちの理念:『技術で社会をより良くする』。社員一人ひとりがこの想いを胸に、日々業務に取り組んでいます。技術力を駆使して社会貢献を目指し、イノベーションを生み出すことが私たちの使命です。私たちの考え方に共感し、一緒に社会を変えていきたいと感じている方をお待ちしています!」
新入社員紹介
新しいメンバーを紹介し、会社の活気や歓迎ムードを伝えます 。
コンテンツ例: 「フレッシュな仲間が増えました!〇〇さん、ようこそ!『早くチームに貢献できるよう頑張ります!』新しい仲間が加わることで、チームはさらに活気づきました。彼女は、前職で培ったデザインスキルを活かして、チームに新しい視点をもたらしてくれています。今後の活躍が非常に楽しみです!」
職場の雰囲気紹介
オフィスの様子や社員の交流を紹介。働く環境の魅力を視覚的にアピールします 。
コンテンツ例: 「オフィス紹介:広々としたデスクと、いつでも使えるカフェスペースが自慢!リラックスできる空間で、同僚とのランチやお茶タイムが仕事の息抜きになります。休憩時間にはボードゲームを楽しむ仲間もいますし、仕事が終わった後はみんなで飲みに行くこともよくあります。社内の雰囲気はアットホームで、スタッフ同士のコミュニケーションが活発です。」

技術・製品紹介
自社の技術力や製品の魅力を紹介。専門知識を持つ層に興味を持ってもらいます 。
コンテンツ例: 「新製品開発秘話:〇〇の技術で、△△を実現!開発チームの熱意と挑戦をご紹介します。私たちの開発した新製品は、業界内でも注目されており、多くのユーザーに支持されています。この製品を作るために、開発チームは何度も試行錯誤を重ね、最先端の技術を駆使して完成させました。製品の進化とともに、社員一人ひとりも成長しています。」
業界ニュースへの見解
業界の動向に対する専門的な視点を共有。知識や専門性をアピールします 。
コンテンツ例: 「〇〇業界の最新トレンドについて、当社CTOが解説。『今後の△△が重要になる』私たちの業界は日々進化しており、新たな技術やトレンドが登場しています。これからはAIの活用がさらに重要になり、業界全体でのデジタルトランスフォーメーションが進むでしょう。当社では、これらの変化に対応し、業界をリードする製品開発を行っています。」
社員による会社紹介
社員が会社の魅力を語る動画コンテンツ。リアルな情報を届けます 。
コンテンツ例: 「社員Vlog:うちの会社のココが好き!~〇〇なところが働きやすいんです~」
「スタッフが語る、実際に働いてみて感じた会社の魅力。フレンドリーな雰囲気、そして挑戦的な環境が、仕事をより一層面白くしています。休憩中に気軽に話せる文化や、プロジェクトがうまく進む時の達成感は、ここでしか味わえません!」
社内イベントや活動の紹介
社内の楽しい雰囲気を伝え、社員の一体感をアピールします 。
コンテンツ例: 「先日開催された社員旅行の様子です!部署を超えた交流でさらにチームワークが向上しました。皆で参加したアクティビティでは、普段の仕事では見られない一面を知ることができ、チームとしての絆が深まりました。みんながリラックスできる機会があり、コミュニケーションが活発になりました。」
成功事例や実績の紹介
仕事の成果を共有し、社員のモチベーション向上や入社意欲の喚起につなげます 。
コンテンツ例: 「〇〇プロジェクトが成功!お客様から感謝の言葉をいただきました。チーム一丸となって取り組んだ結果、クライアントから非常に高評価をいただき、その後のプロジェクトにも繋がりました。スタッフ一人ひとりの貢献が成功に結びついた瞬間です。これからも、このような成功体験を共有し、社員全体で成長していきます。」

企業の社会貢献活動の発信
社会貢献活動を通じて、企業の良いイメージを広げます 。
コンテンツ例: 「地域清掃活動に参加しました!これからも地域社会に貢献していきます。毎年、社員が一丸となって地域の清掃活動を行い、地域との繋がりを大切にしています。この活動を通じて、企業の社会的責任を果たすことができ、地域の皆様とも良い関係を築いています。」
Linkedinで採用コストを大幅カット
採用コストには以下のようなものがあります。
- 求人広告費
- 会社案内などの資料制作費
- 人材紹介成功報酬
- 会社説明会・選考会などの会場費
- 内定者の外部研修費 など
LinkedInを活用すると、従来の求人媒体やエージェントを利用した採用に比べて、場合によっては1人当たりの採用コストを50%以上削減できるケースも報告されています。
例えば、転職エージェント経由での採用では1人あたり約100〜300万円かかるのに対し、LinkedInは企業ページの作成自体が無料で、さらに有料プランも固定料金で利用できるため、採用人数が増えるほど1人当たりの費用を大幅に抑えることが可能です。
そのためLinkedinアカウントを持っておくことで損はないと言えるでしょう。
ななごーではLinkedinアカウトの運用代行から採用サイトの制作まで貴社の目的に合わせて最適なプランをご提案いたします。
ぜひお問い合せください。