Google Search ConsoleとGoogle Analyticsを活用しよう!

SEO対策 Google Analytics ,Search Console

■Google Search Console(サーチコンソール)とは
サーチコンソールとはGoogleが提供するサイト管理ツールのことで、
自社の運営するサイトがGoogle検索で何のワードでどれだけ検索されて何クリックされたのか、
どのページがGoogleに認識されているかがわかるツールです。

Google Analyticsをご覧になっている企業様は多いのですが、
サーチコンソールをあまり活用していない企業様が多いように感じられますので、
とてももったいない話かと思います。

■Google Analyticsとサーチコンソールの違い

Google Analyticsは実際にサイトの訪問したユーザーがどのページを見て
どのページに遷移したかや何のキーワードで訪れているかがわかりますが、
Google検索にて何のワードで検索表示され、それがどれだけクリックされたかはわかりません。

端的に言うとサイトに訪れる前のユーザーの動き、クリック率がわからないのです。

しかしサーチコンソールを使用すると、何のキーワードがどれだけクリックされているかが
わかるため具体的な施策を立てやすいのが特徴です。

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例えば表の場合、「野球観戦仲間」というワードで検索された時のサイトクリック率は85.33%あります。
これは検索ユーザーのニーズと表示されるタイトルとディスクリプションがマッチしていると言えます。
しかし「プロ野球ファン」というワードで検索された時のサイトクリック率は5.61%しかありません。
この場合、「プロ野球ファン」を検索しているユーザーが何を求めているのかを考え
サイトの設計、タイトルとディスクリプションを再考していけばアクセスアップが見込めます。

■サーチコンソールとSEO

検索画面でユーザーがクリックしてくれるかどうかはいわばランディングページで
ユーザーが購入ボタンを押すかどうかという状態です。
よくアナリティクスを埋め込んで”結果”だけを見ている企業様を散見しますが、
本来はそれ以前のユーザーの動きを分析し検索表示回数のアップ、クリック率のアップに繋がる
施策を行いサイトの訪問者数をアップさせなければなりません。
SEOにおいてはアナリティクスよりも重要視してもいいと言っても過言ではありません。

■サーチコンソールをオウンドメディアにどう使うか

コーポレートサイトやECサイトに訪れているユーザーが何のキーワードで検索し
どれだけクリックしてサイトに訪れているかをまず分析します。
その内容をもとにオウンドメディアでどんなコンテンツを作ればいいかを設計していきます。

■併せて使いたいKeyword Planner

googleアドワーズのアカウントを持っていればキーワードプランナーというツールが使えます。
これはアドワーズ広告を出す際に使うものですが実際に出稿しなくても
特定検索ワードの検索ボリュームやそれに付随する検索ワードが
世間からどれぐらい検索されているのかがわかります。
そのため検索ボリュームが多いものはそれだけニーズがあるということなので
そのニーズに応えられるコンテンツが作れるか議題に上げることができます。

■まとめ
こうしてサーチコンソールとキーワードプランナーを併せて使用することで
オウンドメディアを立ち上げる際にどんなコンテンツを作ればサイトにユーザーが
訪れてくれるか仮説を立てながらサイト設計をすることが可能になります。
弊社ではこれらのデータをもとに企業様とサイト設計を行い制作に入りますので
どんなオウンドメディアを立ち上げたらいいかわからないという企業様は是非ご相談ください。