無料ではじめられる3大ネットショップを徹底比較!

コラム

新型コロナウイルスの拡大により、対面販売や飲食店などの店舗営業が制限される中、インターネットを活用した新しい非対面方式の販路拡大に取り組むお店が増えています。

 

「webの知識がなくてもできる?」
「コストをかけずにやりたい」
「店舗営業の片手間でしかできないので手軽にやりたい」

 

など、不安を抱えている方も少なくないのではないでしょうか。

ここではこれからネットショップを新規開設する初心者の方のために、弊社おすすめの初期費用・月額費用無料で簡単にはじめられるASP(サービス環境を提供する事業者)3つを比較しながらご紹介します。

 

 

Yahooショッピング

 

Yahooショッピングはこんな人におすすめ

・集客や販促のサポートをしてほしい人
・パソコン操作があまり得意ではない人
・取扱商品数が多い人

 

●集客力バツグン

Yahooショッピング最大の強みは年間約3000万人という強大な訪問者数を持つYahoo!JAPANと連携したネットショップへの集客や販促を仕掛けられることです。また、ネットショップから外部リンクが可能なので、自社サイトや実店舗サイトへのリンクを貼ることでそこからの集客も期待できます。

 

●ドラッグ&ドロップで簡単デザイン

ショップのデザインは複数ある既存テンプレートからレイアウト・イメージカラーを選ぶスタイルになっています。営業カレンダーやランキングなどのパーツも「ドラッグ&ドロップ」機能でページに簡単に設定できるので、デザインやレイアウトは多少制限されますが、難しい知識がなくてもスタートできるのが特徴です。

 

●無料の電話サポート

店舗運営に必要な商品情報の管理や受注データの管理・分析機能も無料で提供されています。
電話サポートも無料で受けることができるので、何かわからないことがあっても安心です。

 

●一度に登録できるアイテム数が多い

商品登録数の上限は20万件で、商品データは1度に2万件まで、在庫データは1度に10万件までの商品をCSVで一括管理できます。取扱アイテム数が多いお店にとっては、面倒な登録作業の効率化が大きなメリットとなります。

 

BASE

 

BASEはこんな人におすすめ

・デザインにこだわりたい人
・ちょっとwebやHTMLの知識がある人
・取扱商品数があまり多くない人

 

●デザインカスタマイズの幅が広い

無料サイトにありがちなデザインレイアウトカスタマイズの限界。BASEでは好きなテーマを選んでショップデザインをカスタマイズできる初心者向けの仕様の他、有料テンプレートやHTML編集により自由度の高いデザインの表現が可能となるため、ビジュアルにこだわりたい人に特におすすめです。

 

●独自ドメイン利用可能

独自ドメインを所有している人は「独自ドメインApp」を利用すれば、無料でショップURLの設定が可能です。自社ドメインのブランド価値を生かしたネットショップ展開ができます。

 

●アプリと連携した集客

600万ユーザーが利用しているショッピングアプリ「BASE」のショッピングモールアプリと連動して集客します。アプリのプッシュ通知を使うことでショップの新商品やクーポンの情報をダイレクトにお客様に発信することができます。

 

●1日に登録できる商品数に制約あり

登録商品数に上限はありませんが、1日に登録できる商品数は最大1000件と制約があるため、大量の商品を取り扱っている店舗は開業時に注意が必要です

 

STORES

 

STORESはこんな人におすすめ

・アパレル商品を扱う人
・顧客一人一人に合わせた接客をしたい人
・定期購入が見込まれる化粧品や食品をしている人

 

●ビジュアル重視の商品と相性が良い

STORESのショップで表示しているアイテムが1日1回Instagramに自動で連携されるInstagram販売連携のシステムがあるので、アパレルや食品などビジュアル訴求力の強いアイテムを販売したいお店に向いています。
また、ファッションコーディネートアプリ「WEAR」と連携することで最新ファッションに興味がある顧客を集客することが可能になります。

 

●ショップさながらのきめ細やかな接客対応

購入者の購入履歴や問い合わせ内容を記録し、お客様一人ひとりに合わせた接客をしたり、再入荷リクエストの希望者にメールを配信することができたりと、いわゆるアパレルショップ店頭のような個別対応がしやすいのが特徴です。

 

●定期販売の機能付き

毎週〜3ヶ月毎のサイクルで、定期販売ができます。設定した期間のオーダーが自動で入るシステムになっているので、定期的に購入が見込まれる化粧品や食品を販売している人にもおすすめです。

 

●販売ボリュームがあるようであれば手数料が安い有料プランの検討も

無料ではじめられるフリープランが用意されていますが、決済手数料が月額1980円(税別)のスタンダードプランと比較すると販売後の決済手数料やスピードキャッシュ手数料の違いや、利用できるサービスの差があるので、ある程度の販売ボリュームが見込めるのであればスタンダードプランへの移行も検討した方が良いでしょう。

 

 

以上、無料ではじめられるネットショップ3つを比較してご紹介しました。
それぞれのサービスに個性があるので、ご自身のスキルやこだわり、取扱商品に合った環境を選ぶことが成功のポイントです。今のASPは初心者にも使いやすいインターフェースになっていますので、まずは初期費用・月額費用無料のサービスからぜひチャレンジしてみてください。