2018年が始まって、あっという間に2月になってしまいましたね。
今年も人工知能や仮想通貨関連など、世界では多くのWebサービスがリリースされました。
2018年はどんなテクノロジーが注目を集めるでしょうか。ユナイテッドイノベーションが気になったWebサービスのジャンルはこちら!
1)AIを用いた人材マッチングサービス
マッチングサイト構築を得意としている当社にとって、この分野は外せません。
例えばSkillroadsのように、自分のレジュメ(履歴書や職務経歴書)と求人情報をマッチングするHR-Tech分野は引き続き注目を浴び続けると予想しています。アメリカでは応募者側も企業側も採用に関する情報がxml形式でフォーマット化されており、求人検索エンジンがオンラインでクロールしやすくなっているという特徴があります。
日本ではまだそこまでオンライン上でのオープンな職探しは盛んでなく、応募者は転職媒体を用いて転職するケースが多いですが、今後はAIがSNSなどから最適な候補者を探して来るという時代も来るかもしれません。
特にエンジニアの求人倍率は7倍とも言われ、転職媒体では到底マッチしきれない状態になっています。オープンデータから自社にマッチしたエンジニア人材を探してくるサービスのニーズは非常に高いでしょう。
2)投機でないブロックチェーンの利用
日本でも大きなニュースとなった仮想通貨(暗号通貨)ですが、投資対象としてのみ捉えられることが多いようです。
海外では一歩先に進み、仮想通貨やブロックチェーンを使って社会的に良いことができないかという
プロジェクトも多数立ち上がっています。
たとえば銀行口座を持つことのできないホームレスに、ビットコインを使って個人間送金を
行うことのできるTenderloin Project。ウォレットさえあれば受け取り可能なため、
新たな民間の支援方法になるかもしれません。このやり方は国際援助にも応用可能です。
もちろん、ブロックチェーンを利用した仮想通貨の裾野も広がり、決済手段としての利用も進むと思います。
現在のオルトコインのような形ではなく、政府の規制がついた法定デジタル通貨の形をとるかもしれませんね。
大儲けの話は無くなると思いますが、決済システムや税額計算アプリなど関連Webサービスが生まれてくることが予想されます。
もしくはドルやユーロと同じ位置付けになり、既存の会計サービスにゆるく統合されていくことになるでしょう。
実際にアメリカでは、仮想通貨会計サービスも出てきています。
Cryptotaxprep Website
3)生産性向上ツール
日本でも生産性向上は大きなテーマですが、海外だと技術を使ってコミュニケーションを円滑にし、
生産性を高めるという発想も強いようです。
例えば多くの人が使っているTo Do List。紙に書いたりスプレッドシートに書いたりする人も多いと思いますが、
Chrome拡張機能のDragApp Proを使うと、普段使っているGmailをカンバン形式のようなタスク管理ツールに拡張することができます。
他にも、チーム内で共有できるオンラインホワイトボードも便利そうです。
サインアップ不要で即利用可能なのも嬉しいですね。
当社でも注目Webサービスをチェックしておりますので、こちらを随時更新していきたいと思います!
まだまだ盛り上がってくるテクノロジー動向ですが、ユナイテッドイノベーションでもWebサービスの受託開発を行なっています。
最近の市場動向を踏まえつつ新規事業を立ち上げたい、プロトタイプをサクッと作りたい、柔軟にご要望をお伺いしておりますので、是非お問い合わせください。